狭小・変形敷地の家創りで注意することって?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日の夕方からは、新しい家創りの計画案を

考案していました。

実は。

80坪や90坪の大きな家を設計させていただくがある一方で、

狭小や変形の厳しい法規制の都市型住宅を

設計させていただく機会も多かったりします。

そういった敷地をお持ちのお客様との間で

よく話題に出すのが、「ホームベース型」の家。

敷地のカタチが、ご覧の通り、ホームベースみたいですよね(笑)

その境界線の中で、

カクカクとしたカタチで考えそうなもんですが、

敷地を最大限有効に活用するため、

ホームベース型の敷地に沿う感じで、

家の外形を決定しているんです。

斜めになっている部分を、どう使うのかがポイントです。

しっかり使えるようになってますよね??

斜めだからといって、無理した感じはないと思います。

ちなみに。

このフロアだけでなくて、この上の階では、

3つの子供室を配置していて、

とても使いやすくしているんですよね。

こちらの外観。

どう思われますか??

実は。

このホームベース型の家の外観なんですよね。

そんな風に見えないですよね??

無理して立っているって思えないと思います。

しかも。

目隠しを使った2階のバルコニー。

街中とは思えないほど、気持ちいい感じ。

目隠しルーバーの形をしっかりセレクトしているので

下から除かれることは、ほぼ有りえないんです。

こういったスペースは、周辺からのプライバシーが大事ですので。

そうそう。

このホームベース型の家。

敷地を最大限有効に使っているのは

とてもいいのですが。。

実は、一点だけ難点があります。

それは。。

耐震性能です。

といっても、耐震等級2は確保できているので、

周りに比べたら、安全なんですが、

弊社が通常、耐震3を普通としているので、

少し劣る感じは否めません。。

カクカクにすれば、耐震3になりますので、

何を優先するのかによりますよね。

狭小へ変形地での家創りでは、

設計はもちろん施工まで、

独自のノウハウが必要になります。

ちょっとしたことが、後で大変なことになったり

しますので、経験豊富なパートナーと家創り

することをオススメします。