セルロースファイバー断熱について

ユーザー 南俊治建築研究所 南俊治 の写真

断熱材については各社色々でておりますが、木造では一般的なグラスウール。
しかし水に弱く、現場でチクチクして環境に悪いといわれる方もおられますので
そこで、ウレタン断熱を吹く工法が登場。
しかし、これも火災時には有害な煙が出ると一時問題になったことも。
セルロースファイバー断熱は、自然素材ゆえ人体には優しくまた
かなりの密度で吹くため重量があります。これは防音工事には
適しているということで、今回の広島の住宅では音楽室に採用しています。
値段は若干割高ですが、部分的に利用することで総コストを抑え
バランスをとっています。

(写真は現場でセルロースファイバーを吹いている状況)

一級建築士 南 俊治

施主と設計者(右)