基礎工事はチェックポイントがいっぱい!
投稿日時:
2018-04-20 08:07
昨日は、現場の日でした。
こちらの現場では、基礎を工事しているところです。
先日、配筋検査は完了しているので、
鉄筋に関しては問題ありません。
検査の後、基礎床面のコンクリートを打設。
今度は、基礎の立ち上がりとなります。
このプロセスでは、特に第三者の検査はないのですが、
結構大事なポイントがあります。
基礎と土台を緊結するアンカーボルト。
基礎と柱を固定するホールダウンアンカーボルト。
正確な位置に配置されているのか。
深さは問題ないのか。
アンカーボルト自体が問題ないか。
コンクリート打つ時に、ずれたりしないようしっかり固定されているか
等々。
この時期ではないとチェックできません。
私のチェック、施工者のチェック、職人のチェックで、
見落としを防ぎます。
このアンカー。
後で設置するのは、至難の業なので、
しっかりチェックしておきたいですね。
ちなみに。。
先日ご紹介した、プレカットの打ち合わせが
この段階で、しっかり完了していないと、
アンカーの位置も変わってくるところがあります。
基礎だけのことではなくて、
骨組みにも関係するんですよね。
これって、私からすると当たり前のことなんですけど、
過去にお付き合いした工務店の中には、この
関連性を確認しないところもあったりしました。
基礎は基礎屋さんに任せて。
骨組みはプレカット屋さん任せ。
その整合を確認するのって、大事だと思いませんか??
そもそもですが、
第三者的な視点から、チェックできる人がいないと、
こういった大事なポイントが抜けてる可能性もありますよ。
そういう側面での建築家の役割って、大事と思います。