竣工写真の一部を事前に公開です!
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/_MG_7890.jpg?itok=uyjalS_5)
とある家創りの竣工写真が手元に届きました。
こちらのブログでも、何度か登場しています。
狭小間口に立つ都市型住宅ですね。
間口が狭い上に3階建てなので、
縦長なプロポーションになるはずなのですが。。
1階に設置したRCの門型のおかげで、
ノッポな感じはなく、足が地についた印象になりました。
この門型。
デザインで設置しているわけではありません。
左側の門型には、将来シャッターを取り付けできるように
してあります。
この感じなので、完全に閉じてしまわない
スケスケのシャッター(グリルシャッター)がオススメ。
また、コンクリート打放しとレッドシダー、
ガルバのバランスが、印象的です。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/_MG_7832.jpg?itok=qzNjXIQz)
内部ですが、ダイニングが完全に吹き抜けています。
家の中央付近にある吹き抜けなので、
こちらへしっかり採光をが確保できれば、
家の奥まで、しっかりと光が行き届きます。
ちょうど、東向きにおおきな窓なので、
午前中は気持ちのいい朝日、
午後からは、間接光が
しっかりと明るさを提供してくれていました。
数時間、こちらで滞在したこともあるのですが、
この開放感ですと、狭小住宅であることを
忘れてしまいそうになります。
ちなみに。
この吹き抜けは、将来家族が増えた際、
床を創れるよう、構造計算に入れてあるので、
そういった意味でも安心ですね。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/_MG_7987.jpg?itok=uzhLAgdg)
そして。
3階の廊下です。
階段とダイニングの吹き抜けに挟まれていて、
ちょうどブリッジのようになっています。
ブラックアイアンの手すりがと
チークの色合いが、とてもいい雰囲気です。
このブリッジ。
何でもなさそうですが、
実は、構造的には、いろいろ工夫しているんですよ。
地震の時に、ブリッジが折れてしまったら
大変なので、その辺をしっかり考慮して
構造的に安定させているんですよ。
この辺は、しっかり構造計算していないと
曖昧なままになってしまいます。
木造2階で、こういったブリッジがある場合は、
しっかりとした根拠があるのかを
確認してくださいね。
狭小敷地しかやらない
ということではないのですが、
そういった厳しい土地の家創りの経験を
それなりにさせていただいているので、
ある意味得意なんだと思います。
狭小住宅って、建築家だからといって
誰でも簡単にできるということでもないんですよ。