無垢のフローリングもいろいろあります。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

壁や天井は、あまり肌が触れる機会はありませんが、

床材って、必ず触れています。

特に。

無垢のフローリングの場合だと、

素足で触れたくなりますよ。

複合のフローリングでも、もちろんよいのですが、

肌さわり重視でしたら、無垢がオススメ。

無垢のフローリングといっても、

種類はいろいろあります。

写真は、杉です。

とても柔らかい肌触りで、ついつい寝ころびたくなります。

夏に、足の裏に汗をかいていても、

ペタペタした感じがなくて、カラッとしています。

冬は、ヒヤッとした感じが少なくて、

逆に暖かい感じすらしてきます。

優しい質感ですが、柔らかいこともあって、

傷がつきやすいのは否定できません。

でも。

杉を好んで採用される方は、傷を「味」ととらえています。

経年で劣化するのではなく、味が出てくる感じ。

とらえ方次第ですよね。

こちらは、杉と質感の似ている、パイン。

色が明るめです。

経年で、飴色になっていきます。

こちらは、ナラです。

独特な木目で、黄色い感じの色合い。

杉に比べると、ずいぶんと固いです。

固いので、傷がつきにくいのが特徴。

肌触りは、杉やパインのような優しい感じでは

ありませんが、冷たいわけでもありません。

寝ころびたくなるというよりは、

座りたくなる感じ。

しっかりと固い感じなので、安定しますので。

冬に歩いても、ヒヤッと感はありませんが、

杉のような温かみは少ない感じとなります。

フローリングって、いろいろあります。

色や見た目も大事なんですけど、

肌に直接触れる場所なので

肌触りを重要視してもうよいかなと思いますよ。

いろんな素材を比較検討しながら、

セレクトしていきましょう。