家の構造について大事なこと
投稿日時:
2018-06-19 07:35
昨日、大阪を中心にして、大きな地震がありました。
大変な思いをされている方が多いと思いますが、
少しでも早く、日常に戻れるといいなと思います。
亡くなられた方もいらっしゃるようですが、この場を借りて
ご冥福をお祈りいたします。
このところ、大きな地震が続いていますね。
地震大国といわれる日本なので、
家創りの際には、地震のことをしっかり考慮して
いきたいですよね。
最近、家創りをされる方の中で、
大事なポイントとして、耐震性が
話題になることが多くなってきました。
これだけ地震があると、そう思うのも自然かなと思います。
ただ、実は。
木造2階建て以下で、ある一定の面積以下の住宅って、
耐震について、簡易な計算でよいことになっています。
(実際、建築士のチェックによるということになっていて
確認申請では、チェックすることはなかったりします)
大きなビルや木造でも3階建ての場合は、
確認申請の段階で、構造をしっかりチェックします。
もちろん。現場の検査もですよ。
先ほど言った、簡易な計算。
実は、これだけですと、家の構造として
耐震性能が不足することがあったりするんです。
細かなことは、難しくなるので、割愛しますが、
簡易ではなく、詳細な構造計算をすることがオススメ。
その計算は、許容応力度計算といいます。
(興味ある方はググってみてください)
小さくても、平屋でも、2階建てでも、
しっかりとした計算根拠にもどついた構造に
しておくことが、安心につながりますよ。
ちなみに。
弊社では、耐震等級は3以上にするのを
当たり前にしています。
それだけでなくて、
ユニークなカタチはしていても、
全体で、構造的に、とてもバランスのよい
構造計画をしています。
もちろん。
基本的に、全棟、詳細な構造計算をします。
だって。大事な大事な家ですから。