狭小変形敷地の家創りを考えてみる
投稿日時:
2018-09-08 08:00
こちらの敷地をご覧ください。
道路に囲まれた、すごい場所にあります。
敷地のカタチは、四角形ですが、結構変形してます。
しかも。。
敷地の面積が85㎡
車の絵がありますよね。
その大きさで、敷地の広さもイメージしていただけるかも。
そうなんです。
いわゆる、狭小変形敷地なんですよね。
これまで、いろんな狭小、変形地の家創りに
関わらせていただきましたが、
毎度、建築家魂に火がつきます。
ここ最近、この敷地に家を計画しています。
こういった敷地の場合、真四角の敷地に比べると、
あまりカタチのバリエーションがなさそうですよね。
いやいや。
実はそうでもありません。
いろいろ考えていくと、
A案からスタートして、結構なパターンが出来上がります。
もちろんですが、中に入る部屋の広さや数は変わらずですよ。
建築家っていうと、じっくり考えて、
インスピレーションで閃くようなイメージを持たれている
そうなんですけど、私が違います。
理路整然と機能を組み合わせていって、
いろんな組み合わせを作り上げる感じ。
考えられるすべてのパターンを出し尽くします。
実は、このプロセスはクリエイティブな感じなので、
結構楽しいのですが、それからが大変。
出来てきた案を精査して、絞り込まなくてはいけないんです。
お客様にとって、何が最善なのか。
それを問いかけながら、絞り込みます。
昨日の時点で、5つまで絞り込んできました。。
もう一度、お客様の要望に立ち返って、
最終案を選定していこうと思います。
すべては、すばらしい家創りのため。