狭小変形敷地の家創りを考えてみる

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

こちらの敷地をご覧ください。

道路に囲まれた、すごい場所にあります。

敷地のカタチは、四角形ですが、結構変形してます。

しかも。。

敷地の面積が85㎡

車の絵がありますよね。

その大きさで、敷地の広さもイメージしていただけるかも。

そうなんです。

いわゆる、狭小変形敷地なんですよね。

これまで、いろんな狭小、変形地の家創りに

関わらせていただきましたが、

毎度、建築家魂に火がつきます。

ここ最近、この敷地に家を計画しています。

こういった敷地の場合、真四角の敷地に比べると、

あまりカタチのバリエーションがなさそうですよね。

いやいや。

実はそうでもありません。

いろいろ考えていくと、

A案からスタートして、結構なパターンが出来上がります。

もちろんですが、中に入る部屋の広さや数は変わらずですよ。

建築家っていうと、じっくり考えて、

インスピレーションで閃くようなイメージを持たれている

そうなんですけど、私が違います。

理路整然と機能を組み合わせていって、

いろんな組み合わせを作り上げる感じ。

考えられるすべてのパターンを出し尽くします。

実は、このプロセスはクリエイティブな感じなので、

結構楽しいのですが、それからが大変。

出来てきた案を精査して、絞り込まなくてはいけないんです。

お客様にとって、何が最善なのか。

それを問いかけながら、絞り込みます。

昨日の時点で、5つまで絞り込んできました。。

もう一度、お客様の要望に立ち返って、

最終案を選定していこうと思います。

すべては、すばらしい家創りのため。