基本設計から実施設計へ!実施設計も大事!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家創りの打ち合わせがありました。

これまで、じっくりと、しっかりと打ち合わせを重ねてきて、

昨日、基本設計がとりまとまりました。

A4のファイルにまとめているのが、成果品です。

基本設計の図面だけじゃないですよ。

全体の工程表、見積書、資金計画書から、

キッチンやUBなどの住宅設備の仕様、

内部建具や空調設備、構造検討図や、

法チェックリスト、そして、敷地測量図まで。

家創りに必要となる内容を、しっかりまとめています。

変な話ですが。

この内容でも、工事を着工することは十分できますし、

この内容を最終の成果品にする会社もあったりします。

でも。

この内容では、まだまだ詳細が決まっていません。

基本設計書の内容を一通り、説明した後、

実施設計という詳細設計の打ち合わせに入っていきました。

こちらは、その時の資料です。

各部屋の壁を4面見た図面があります。

机の高さ、収納棚の高さ、

可動棚の枚数や高さ、

建具の開き勝手や壁タイルの範囲など。。

このプロセスで確認しなくてはいけないことが

盛沢山です。

実際、このプロセスで変更が出たりするくらいです。

カウンターの高さって、金額には影響しないんですけど、

実際使ったりするには、とても大事な寸法です。

それが、「一般的」という高さで、勝手に設置されるより、

自分の感覚を第一にして、決めておくのと、どっちがいいですか??

自分にフィットする高さがいいですよね。

それを、しっかり図面で表現しておきます。

そうしないと。。。

現場が勝手に、「一般的な」高さで設置してしまいますよ。

そんなことがいっぱいあります。

なので。

詳細な打ち合わせこそ、とっても大事なんです。

パートナーを選定するとき、

実施設計はありますか?と問いかけてみてください。

ないと困りますよ。

こちらは、とあるマンションのリノベーションの現場。

ずいぶんと進んできました。

しかし。

マンションのリノベーションとは思えない、

爽快な空間ですよね。

吹き抜けがあって、ロフトがあるなんて。。

しかも。

せまっ苦しい感じは全くなくて、

ゆったりとしたスペース配分としています。

これから、順次仕上がっていくので、たのしみです!

今日明日も、いろいろ打ち合わせがあります。

ほんと。毎日、いろんな家創りに関わらせていただいて、

感謝です。