全館空調を導入するには事前の調整が大事!
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/20181003_140549998.jpg?itok=oJzskA-_)
昨日、とある家創りのため、じっくり打ち合わせ
してきました。
打ち合わせといっても、お客様とではありません。
相手は、設備関係の施工者とメーカーになります。
現在設計中の家で、全館空調+全館換気を採用します。
全館空調+換気のシステムは、簡単に言うと、
一つの大きなエアコン+換気設備で創った、
適切な温度の空気を、家中に回して、
温度ムラのない家を実現する仕組みです。
部屋ごとのエアコンだと、エアコンのない場所は
夏暑かったり、冬寒かったりしますが、
全館空調を採用すると、家中が同じような温度になります。
快適な温度になるんですよね。
冬場のヒートショック対策にも最適です。
このシステムは、一台のエアコンでつくられた空気を
各部屋に効率的に運ばないといけないのですが、
そのために、天井裏に、ダクト(空気を通す筒)を
張り巡らすことになります。
実は、このダクトの経路が問題になります。
何も考えず、設計してしまうと。。。。
工事の時に、ダクトが天井に入らないので、
天井を下げなくてはいけない!なんてことも。。
さらには。。
床をダクトが貫通すると、当然ですが弱くなります。
それを見越して、構造を計画しておかないといけません。
いろんなことを、検証しながら、
整合性を確認しながら、調整が必要なんですよね。
ちょうど、実施設計という詳細図面と
構造図が出てきていたので、それをもとにすり合わせをしました。
実に、2時間半ほど。
しっかりと調整できました。
ちなみに。
詳細図面や構造図がなければ、こういった打ち合わせって
できないんですよ。
現場で慌てても遅いので、
事前にしっかりと調整しておきましょう。
![](https://kentikusi.jp/dr/sites/default/files/styles/w700/public/IMG_20181003_125131.jpg?itok=ICK5dbJU)
そうそう。
こちらは、家の玄関先にある、大きな物置です。
いわゆるイナバの物置。
玄関先なので、見た目を何とかしたいということで、
外壁を化粧してみたのですが、
思っていた以上に、いい仕上がりになりました。
既製品の物置を使って建てるので、コストも
抑えてできるのもメリットの一つ。
なかなかよいので、別のお客様にも
オススメしていこうかなと思っています。