プレカットって?すんごい大事です!!
何だか真面目な感じのショットですよね。
それもそのはず。
昨日は、とある家創りのため、プレカットの打ち合わせした。
プレカット??
と思われた方もいらっしゃるかもしれませんね。
プレカット=事前に加工する
という意味合いでしょうか。
大工が家を創る。
というと、材料を搬入して、大工道具を使って、
材料を加工して、順次くみ上げていく。
家創りの醍醐味なのかもしれません。
ひと昔前までは、その光景はさほど珍しくなかったのですが、
今では、ほとんど見かけません。
理由は。。
材料の加工は、事前に工場でしてくるからです。
現場では、加工された材料をくみ上げるだけなんです。
事前に工場で加工する=プレカットする
という意味だったんです。
このプレカット。
事前の打ち合わせを間違えてしまうと、
大変なことになります。
そうですよね。
材料を搬入したら、組みあがらないとか、
組んだけど、違っているとか。。
建て方がストップしてしまいます。
なので。
工場の加工前の打ち合わ=プレカット打ち合わせは
とても重要です。
昨日は、その打ち合わせなので、慎重で
緊張感のある雰囲気でした。
もちろん。
問題なく完了しましたよ。
この打ち合わせをして、いつも思うことは、
構造計算が大事だということ。
しっかりとした計算根拠に基づいた構造図面があるからこそ、
それに倣う形でフレームをチェックすればよいのですが、
構造図がないと、チェックするための資料すらありません。
何を根拠に打ち合わせするのか・・・・
実は。。
構造計算をしない木造の家は、
このプレカット工場の作成する図面だけが手がかりで、
根拠はそれだけなんです!!??
構造計算書はありませんよ。
どう思われますか??
実は。プレカットに限りません。
構造計算すると、標準的に工事される基礎で
計算上NGになることも結構あります。
ベタ基礎だからって、すごいわけじゃないんです。
「計算根拠のある」ベタ基礎は大丈夫ですけどね。
私は、お客様に安心して暮らしていただきたいので、
しっかりとした根拠のある家にしています。
その辺は、しっかりと確認してみてくださいね。