鉄筋の検査。重要なのでしっかりと!
昨日行ってきた、とある家創りの現場です。
基礎の鉄筋が組まれているところ。
コンクリートを打つ前に、鉄筋が設計図面通りの
太さの鉄筋が、必要本数、必要なピッチで入っているのか等
を検査するプロセスでした。
私の前に、施工者の検査。
そして、第三者機関の検査。
さらに、私の検査と、トリプルチェック。
すべての箇所を確認チェックしましたが
指摘事項は全くない、完璧なしあがりでした。
私が関わらせていただく工務店は、
ある一定のレベルを超えているので
指摘はほぼないのですが、検査機関の方と話をすると
そうでもない現場があったりするそうです。
それはさておき。
写真をよくご覧いただくと、「一般的な」現場に比べて
不思議なことがあったりします。
何だと思いますか?
って、難しいですよね。。
よくみてみると、床面になる部分で
鉄筋が格子状に組まれています。
その格子。手前と奥で大きさが違いませんか??
手前の方が小さくて、奥は大きい。
構造計算をしないと、奥の大きさになります。
(鉄筋の量が少ない=強くないという意味です)
構造計算をすると、手前の範囲では、
格子を細かくしないと、構造的にアウトになります。
でも、計算がないと。。。。
わかりませんよね。
木造2階の家って、計算の必要がないので、
ともすると、構造的に厳しい家ってあったりします。
普通に。
先日こちらで説明しましたが、構造計算の有無で
基礎にだって、こんな違いが出るんですよ。
なので。しっかり計算して、決めてもらってくださいね。。
こちらは、別の現場です。
床のフローリングが張られていました。
ナチュラルな感じで、ホワイトに着色された床材なのですが、
木目の風合いが、とてもきれいなんです。
張ったそばから、傷がつかないよう養生してしまうので、
全面を見るのは、竣工までのお楽しみになります。
順次仕上がっていくのを見てると、
何だか、にやけてくる自分がいたりします(笑)
たのしみですよね。
夕方からは、これから家創りを考えている方と
凄腕のFPと私で、資金計画について打ち合わせしました。
いい土地が見つかって、買い付けまで入れているのですが、
資金が、まだまだあやふやな感じ。
それでは、土地を買ったはいいが、家が建たなくなってしまう。
ということで、昨日の打ち合わせとなりました。
すべてを開示していただいて、
資金をどう組み立てていけばよいのかを共有しました。
結果。
今にも買いそうな土地を取得するには、
ある条件をクリアしないといけないことがハッキリしました。
逆に。
それをクリアできなければ、別の敷地を探します。
ただ。その際の予算がハッキリしました。
ざっくりとした資金計画では、とても危険です。
昨日の打ち合わせも、諸経費や諸々必要な費用を
すべて洗い出していきついた感じです。
実現できそうなのか。
実現できなそうなのか。
いくらを基準に土地を探せばよいのか。
すべてに根拠は必要です。
その辺もしっかりサポートしていきます。