黒いドイツ漆喰を塗ってみる
昨日は、いろんな現場で打ち合わせでした。
その中で、ちょうど、内装仕上げをしている
家創りがあります。
写真は、その現場でのワンショットです。
なんだかわかりにくいのですが、
こちらは、ドイツの漆喰なんですよね。
漆喰と言っても、実は様々です。
樹脂がメインの漆喰風塗料もあれば、
こちらのような純度の高いものまで。
私は、漆喰というと、こちらのドイツ漆喰をよく使います。
ただ注意が必要なのは、ローラー仕上げするタイプは、
ガゼインが入っているので、
牛乳のアレルギーがある方は、別の漆喰にしてください。
こちらの厚塗りタイプには、ガゼインが入っていないので
大丈夫ですけどね。
なぜわかるのか?
それは、成分をしっかり開示しているから。
多くの漆喰や塗料は、成分がよくわからなかったりします。。
アレルギーのある方は、特に注意してくださいね。
現場監督が、なにやら怪しげな粉を計測しています(笑)
真っ黒で、なんだか体に悪そう(笑)
見た目はビックリですが、こちらは、漆喰に混ぜる色粉なんです。
天然鉱物が原料なので、化学的でなく、体には、とても優しい。
先ほどの漆喰に、こちらの色粉を混ぜて、
色のある漆喰壁を構成していきます。
左官屋さんが、漆喰をコテで塗ってる様子です。
パッとみると、漆喰には見えないかもしれません。
漆喰って、白いイメージですからね。
先ほどの色粉のおかげで、こんな色になってます!
といっても。
この漆喰の特徴で、乾いてくると、
色が落ち着いてくるんですよね。
このままの色だとさすがに、暗すぎかもしれないので。
こんなに濃い色なのに、乾燥すると、
ライトグレーになるので、それまたビックリしますよ。
しかし。
左官職人が、コテで塗っていくのを眺めていましたが、
やっぱ職人ですね。
とてもきれいに仕上げてくれていました。
体に優しい素材を使うって、なんだか気持ちいいです。
ただ、コストとのバランスによりますが。