本物のフローリングって?
昨日、とある家創りの現場へ。
工事は順調に進んできています。
内部では、大工さんが、ちょうどフローリングを
張り終えたところでした。
床を張り終わると、傷がついたりしないように、
保護シート(養生)をしてしまいます。
見る側としては、なんだか隠されて
じらされてるような感じです(笑)
写真は、ちょうど、その隙間を撮影したところ。
床の樹種は、チェリー。
暗くもなく、明るすぎず、ほどよい色合い。
家具の色も合わせやすかったりすることもあって、
最近よく選定されますね。
(写真はあまり赤くありませんが。。)
ちなみに。
同じ現場で別の箇所の写真です。
なんだか樹種が違う???
いや。
実は、樹種としては、同じチェリーなんですよ。
実は、写真ではわかりにくいのですが、
肌触りが全く違います。
一枚目は、つるっとした感じ。
二枚目は、ざらついた感じ。
表面のコーティングが違う??
いやいや。
実は、片方が本物で、片方がプリントなんです。
どちらが本物だと思いますか???
一般の方がご覧になると、おそらくわからないと思います。
(専門家はすぐにわかってしまいますが)
最近のプリント技術は、本当にすごいですね。
見た目しっかりしてるのに、コストは安かったりします。
全体のコストバランスを考えて、
プリントしたフローリングを一部採用しています。
ちなみに。
本物とお伝えしましたが、実は、表面だけが本物なんですよ。
いわゆる無垢フローリングではありません。
床暖房を採用する場合には、無垢材が難しいので、
こういった表面に本物を張った複合フローリングを採用します。
どこまで、何にこだわるのか。
それによって、フローリング一つとっても、
選定する種類が違ったりします。
自分に最適な床材をセレクトしたいですね。
床に限らず。すべてですけどね!
そんなこだわりの家創りをしています。