ビルトインガレージのシャッター

ユーザー ❨株❩アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

ビルトインガレージはおそらくは馬小屋から継承された発想なのではないかと思います。
馬は屋根がついたところに飼っておいて、乗るときにゲートを開けて外に出して乗っていく、あるいは馬車につなぐといったものだったのでしょう。そして、その馬車などが自動車に代わってきて、同じように屋根付きのものの中に格納しておくということになったのだと思います。
このように屋根付きの車庫がビルトインガレージというわけですが、この車庫に使う扉はシャッター形式のものが多いです。一番普及しているのは巻き上げ式のシャッターです。これは防火タイプや素材も各種あるので、よく見かけますが、味わいに乏しくて住宅にはそぐわないように思います。
上の写真のものは木製のオーバーシャッターで、いくつかのパネルが折れていき、天井に水平に格納されるものです。この案件の場合には米松を使って、自然塗料を塗っています。さらに防火タイプにしています。このスタイルはシャッターが道路に飛び出ることがなく、巻き上げ式のように両サイドのレールに沿って開いていきますので、外部に対しての安全についても心配が要りません。木目が独自の風合いを醸し出して住宅には相応しいシャッターとして推奨したいものです。