CATVよりTVアンテナ受信への切替

ユーザー TAM建築設計室 新井敏洋 の写真

今から12年前、住まいを新築したときはデジタル放送が始まったばかり、地デジUHFアンテナの屋根設置には抵抗があり、映画、ドラマ、スポーツ、子供向け番組も観たいので迷わずCATVを引込。

しかし今は子供向け番組は不要となり、その他の放送はインターネットで観たいものが選べるようになり、CATV解約、TVアンテナでの受信とすることに。

地デジは形態スッキリの平面アンテナもあり、アンテナも安価それも4K、8K対応品。月額約4,000円の減額に。

CATV解約工事はチューナーの戻しと保安器での受信停止工事、

それまでにアンテナ設置、ケーブルをつないで受信試験を行うことに。

受信、引込配線位置に適したバルコニーの支柱にマストを取付。地デジ、BS/CS110度アンテナ、混合器を取付、引込口までは3mほど。室内引込配線に接続し受信試験。

受信レベルは全く動かず、接続に問題あり。

接栓のケーブル接続は外で加工したせいか自信がなく、改めて室内で加工することに、ネットでの作り方を参考に、ヘアドライアーでのケーブル温めなど役にたつ情報もあり、出来ることは全ておこない、再接続。

今回は、CATV用のCSブースタを介しての接続で問題はないようだと事前にブスターメーカーに確認していたが、それを通さない接続に変更。

アンテナ方位を変えることで地デジレベルが少し上がるが、BS/CSは動かず。

7分配を接続必要な2箇所、2分配に変えてようやく地デジ受信が出来ることに。

そしてBS受信の原因究明。

分配器でBSアンテナに電源が届いていないことが判明。

分配器の1系統は電源がつながるためにBSを見る方にケーブル組み換え、ようやく受信レベルが動くことに。

アンテナは予め方位、角度どおりセットしたもののこれもアンテナ方位を替えながら受信レベルを見ることで無事受信完了。

文章で書くと簡単ですが、アンテナ設置、接続に丸1日半頭を悩ませました。

今度はリモコン1台で地デジ、BS、ビデオの番組録画が可能。

操作も家計もスッキリとなります。

おまけに、4K、8Kの設置対応も理解。(*4K、8KはTV、チューナーだけでなくアンテナ、ケーブル、接栓など全て替えないと最適な画像が観られないようです。10年前程度ならケーブルは対応しています。)

CATVの保安器。
新築時にアンテナ用配管、配線を行っていたが経年でケーブルが固くなり室内盤に引き込めずCATV室内引込ケーブルを使うことに。

室内盤。
2分配器のみ使用。
この2分配には片側のみ通電あり。
既存ケーブルは4K、8K対応だが、分配器、接栓は不明。

バルコニーよりアンテナを見る。