自分らしい家創りをするためには?
投稿日時:
2019-02-01 08:12
とあるマンションのリノベーションでの一枚。
オールステンレスのキッチン。
集成材を使った対面カウンター。
カウンターに素材を合わせた背面収納。
背面壁のタイル。
その上のカウンター。
マットな艶消しブラックのペンダント照明。
いずれも、お客様のこだわりです。
でも。
すべてを一つの空間の中に取り入れて、
全体としてバランスが取れるのかどうかは、
実は、お客様は工事中イメージしきれていませんでした。
この写真ご覧になって、どう思われましたか?
すべてが、大事な要素で、
どれかが抜けるとこの雰囲気はできません。
こちらのお客様は、ある意味、私の使い方を
よくご存じだったんだと思います。
このタイルが素敵。
ペンダント照明もこれがいい。
ステンレスのキッチンが機能的だしカッコいい。
木目はオークがいいかも。
それらをハッキリと私に伝えながら、
全体とのバランスは完全に私に任せていました。
何かを決めるときには。。
「〇〇にしようと思うんですけど、大丈夫ですか?」
そんな感じ。
お客様いわく。
「ナイトウさんは、ハッキリしてるからいい」
そうです。
よほど逸脱したセレクトでない限りは、
何でもOK。
でも、明らかに外れたセレクトをされた場合は、
優しい口調で、スパッとお伝えするんですよね(笑)
ダメとは言いませんよ。
それにするなら、他の部分をこうするといい。
どちらを優先しますか?と。
色や素材を意思決定をする際、、お客様が困ることって、
チグハグになってしまうことなんだと思います。
でも。自分の好きにしたい。
そんな時には、私みたいな建築家と一緒に
家創りされるといいですよ。
つかず離れずで、しっかりサポートしてくれるはずです!
私もそんな風に、家創りをサポートしています。