顧問建築士

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顧問建築士の契約は継続的な相談やアドバイスなどを業務とした、一種の業務契約ですが、一般的な業務契約と異なる点は、建築に関わる様々な問題について常に建築士の職能を活用できる点にあります。
設計監修やまちづくりアドバイスなどの業務もあります。企業内に建築専門部署を設置するよりも合理的に専門的な企業の活用が可能です。
顧問建築士契約においては、なるべく具体的な業務内容と報酬の範囲についてきちんと取り決めておく必要があります。
相談やアドバイスにしても、詳細な調査や出張が必要な場合もあり、時間や回数、範囲、報告等、そして業務範囲外の費用についての取り決めなどをあらかじめ取り決めておく必要があります。
私の場合は企業との間で顧問契約を結んでおりますが、業務としては建設企画アドバイス、建築可能ボリューム検討、建物劣化状況アドバイス、建設地視察同行などを月極め報酬にて行なっています。
住宅においては新築設計を通してアフターを含めたご相談などを、顧問契約という形ではなく行なっています。