廊下の狭さを解消すると、大変身!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

家の中にある廊下。

できるだけ、効率的な間取りを創りたいときには、

廊下を減らしていくことを考えますよね。

だって。

廊下って、ゆっくりそこで過ごすというよりは、

各部屋をつなげるという機能なので。

できるだけ、廊下をコンパクトに。

そんな風に思っても、奥に深い形状の場合は、

難しいこともありますよね。

例えば。マンション。

南北に細長くなってるので、玄関から南のLDKへ

は長い廊下を通っていくことになることが多いですよね。

その廊下って、暗くないですか??

しかも幅が狭くて、窮屈だったり。。

何とかしたいですよね??

一枚目の写真。

こちらは、中古マンションのリノベーションをした家。

気が付きましたか??

この廊下。

幅が、通常の1.5倍あるんですよ!!

しかも。

LDKに向かって、ドアがない!

なので。

この抜け感なんですよね。

狭く、苦しい場所(廊下)の幅を広げてみると、

こんなに雰囲気が変わったりするんです。

そうそう。

こちらの家では、せっかくなので、

絵画を飾ったり、椅子を置いたりしています。

ただの通路が、ギャラリーだったり、佇むスペースに

変化しているんです。

ちょっとしたことなんですが、全然違いますね。

ちなみに。

こちらの家では、廊下と並行して、

裏動線(収納等のための動線)を設けています。

この幅は、通常のマンションで見かける幅なのですが、

どう感じますか??

広く感じますよね??

だって。

奥への抜け感もありますし、

左右にガラスを使ったりして、左右方向へも

広がりを感じれる仕掛けになってるので。

個室だからといって、すべて閉じてしまわず。

ガラスを使ったりすることで、こんな風に

生まれ変わったりします。

開放的な家ってどうですか??