現場監督との打ち合わせって?
投稿日時:
2019-04-19 07:57
昨日は、とある家創りの現場打ち合わせからスタート。
詳細な図面をしっかり作図しているのですが、
現場監督からは、質問があったりします。
念のため確認という内容も含みますが、
どうしても、現場にならないとわからないこともあるんですよね。
いつも思うのですが。。これだけ質問されてるのに、
詳細な図面のない現場では、各所で、
勝手な判断がされてるのかと思うとビックリです。。
それはさておき。
監督との話で、いつも思うことがあるんですよね。
質問は、概ね、細かなところの納まりについて。
「ここは、こういう風に納めるということでよいですよね?」
こんな風に質問された内容を踏まえて、私が考えます。
正解をズバッと返答すると思いますよね。
でも。違います。
実は、回答が一つでないことが多いんです。
何を優先して考えるのかで、2つ、もしくは3つくらいの
考え方、納め方があるんです。
施工しやすい納め方。
雨仕舞のよい納め方。
デザイン考えた納め方。
なんて。
おおよそ、監督からされるのは、施工しやすい納め方です。
でも。大事なのは。
設計した時の意図、今後の将来性等踏まえた方針で
諸々の総合的な判断が必要になります。
これには、結構経験が必要です。
でも。
経験が多ければいいわけでもないんです。
経験豊富な方が落ちいるパターンは、
ここの納まりは、これがベスト!と思いこんでいるから。
どの納まりが最善なのかは、
お客様が、何を求めているのかで変わってくるはずなので。
柔軟な考え方が大事なんだと思います。
ほんと。
工事の監理って、すごく大事な役割だと
改めて思いますね。
今後も、お客様の代理として、しっかり監理していきます!