◆店舗(寿司店舗)併用住宅-成功例①

ユーザー 有限会社滝下秀之建築アトリエ 滝下秀之 の写真

静岡市を拠点に、静岡県内、近県エリアで設計活動をしている、㈲滝下秀之建築アトリエの滝下です。

弊社では「併用住宅」を設計する場合、上階がいかにも住まいとわかる、もしくは外観から生活感がにじみ出るような建物にならないように心掛けています。

例えば店舗併用住宅の場合、その店のイメージが外観を見て伝わり、建物全体が店舗に見えるよう、外観イメージをつくりあげていきます。

◆寿司店舗(1階)+二世帯住宅(1階一部と2階)<木造2階建て> の成功例①を紹介します。

店舗(寿司店舗)併用住宅 外観

<外観>夜景
親子二代にわたる高級寿司店のイメージを崩さず、2階の住宅部分の小窓も含めて、ランダムに小窓を配置した外観は、特に夜間は建物全体が行燈(あんどん)のように見え、周囲の背景にとけ込みます。
建物中心のピロティーを通り抜けると、駐車場がある。

店舗カウンター部分

<店舗カウンター部分>
カウンター席に座るととかく味気ない風景が見えてきますが、ここでは正面に坪庭を配置し、カウンターの客に安らぎを提供します。

住宅玄関

<住宅玄関>
建物中心のピロティーを通り抜け、店舗から見えない場所に住宅の玄関を設置しました。

LDK+中庭

<LDK+中庭>
子世帯のLDKを見る。大きな窓の奥にはデッキテラスがあり、明るく開放感抜群。キッチンの上にはロフトがあり、そこから屋上へつながる。
1階は店舗だが、個人のプライバシーは完全に確保されている。