全館空調+換気って何がいいの?
昨日、とある家創りに採用予定の全館空調+換気について
メーカーと打ち合わせしてきました。
簡単にいうと、大きなエアコンから出た空気を
ダクトという筒を通して、家の隅々まで運ぶというもの。
そのダクトのルート確保が結構大事ですし、
大変だったりします。
その辺は、計画の段階から、しっかりと調整して
おかないと、あとで納まらないなんてことになるので。。
昨日も、しっかりとすり合わせしてきました。。
そもそも。
全館空調って、何がいいのか。
やはり、最大の特徴は、家中温度ムラがないことですね。
特に。
冬場の寒さは、ヒートショックにつながって危険なので、
温度ムラがないと安心できます。
実は、少し前までは、一台の大きなエアコンで、
冷暖風を創り出して、家中に送り出してきました。
それもあって、工事費が高くなってしまうので、
採用するのに、ずいぶんと高いハードルになっていました。
ただし。
最近は、採用する機会が増えてきています。
一番の理由は、価格が以前ほど高くなくなっているからです。
では。
何が変わったのか??
断熱性能がアップしていることがポイントとです。
(といっても、断熱気密に知識のない工務店等では難しいですが)
全館空調を採用する際は、断熱気密の性能を
相当高く設定するんですよね。
(私の場合は、そうでなくても高めですが!)
外皮の性能でいくと、0.56ほど。
ZEHが0.60なので、それより性能は高め。
そうすることで。
熱が逃げにくくなるため、熱負荷hが小さくなります。
その分、エアコンの馬力を大きくしなくてもよくなるんです。
しかも。
1階と2階で分けてしまえば、より一層容量を小さくできます。
結果。
コストを抑えて、工事できて、
しかも快適さを実現できるんですよね。
もう一つ。
各階で分けることで、いずれかが故障した場合も
困りません。
もちろん、個別のエアコンに比べると高めではありますが、
もう少し金額を足すと、快適な環境を手に入れることが
できます。
オススメですよ。