庭と建物と
投稿日時:
2019-05-15 10:16
建物と庭は一体で考えたいものです。
緑があって建物は映えてくると思います。
ただ緑を植えると、手入に手間がかかる事も事実です。
「緑はほしい」が「手入は楽したい」というのが本音で
はないでしょうか。
一般的に「常緑樹」と「落葉樹」を比べた場合、「常緑樹」
の方が手間がかかりません。
「落葉樹」は樹形が綺麗で紅葉なども楽しめますが、虫
がつきやすいのは「落葉樹」です。また枯葉の掃除時期
も集中してきます。
「常緑樹」の難点はほっておくとボサボサして、樹形を整
えるのに苦労します。ただ冬でも緑を楽しめるのは「常緑
樹」です。私の経験では樹形を整える(ほっておいてもあ
る程度綺麗)のに楽な「常緑樹」はソヨゴとハイノキがい
いと思います。
樹木以外にも「グランドカバー」で土をある程度隠す事も
必要ですし、樹木の下やポイントに下草類を植えると「自
然の風合い」が増してきます。
写真の家のグランドカバーには多年草のダイカンドラを植
えて、それ以外にもタイムとスナゴケ、下草類としてタニカ
・ツワブキ・ヤブコウジ・ヤブラン等の手間のかからないも
のを植えました。
植栽で気を付けたいのは建物の基礎の近くには、ボサつ
くものは植えない。理由としては「シロアリ」が「蟻道」
を作ってもすぐに目につくようにする為です。
また最近は南国の樹木や虫がつかない「ユーカリ」など
も人気ですが、これらの樹木は成長が早すぎて手間がとて
もかかり、放っておくと大木に成長してしまいます。