外部の色や素材を決めるポイントは?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家創りの打ち合わせへ。

写真はその時のショットです。

右下にあるのが、この家創りのために作成した

外観パースなんですよね。

(チラ見ですいませんが(笑))

それをもとにしながら、イメージを広げつつ、

外観の色や素材を決めていくプロセスでした。

まわりに並んでいるのは、外部に使う素材の

サンプルです。

金属サイディングから、窯業系のサイディング、

窓の色見本や、玄関ドアの色見本等。

一番多くあるのは、木目ですよね。

写真では、本物に見えますが。。

実は、窯業系のサイディングなんですよ。

窯業系のサイディングっていうと、

あまりいいイメージを持っていない方もいます。

(タイル風とか、天然石風とか。。)

本物ではないので、もちろん本物がもつ風合いは

ありませんが、最近は、ずいぶんと質も上がってきてます。

いろいろと難点もあるのですが。。

使い方しだいだと思っています。

何も考えずに採用すると、将来のメンテが大変になったり

する素材ともいえます。

外壁を決めるのに、見た目はもちろんですが、

そういった視点は大事ですよ。

写真にある木目も、採用するポイントがあるんです。

その辺は、しっかりと家創りのパートナーに

相談しながら、家創りを進めてください。

そうそう。

方向性の決まった素材を、外に持ち出して、

太陽の光のもとで確認しました。

室内で見ただけで決めちゃだめですよ!

だって。

外部で使う素材なので、本当の色合いや風合いって、

外で見ないとわかりませんので。

実際。

「中で見たときは、こちらがよかったけど。。」

「全然色が違いますね!」

なんておしゃってました。

ちょっとしたことなんですが、大事にしています。

丁寧に、一つずつ。

そんな家創りをさせていただいています。