無垢のフローリングを決める時には?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

こちらの写真。

とある家創りの打ち合わせ中にワンショットです。

昨日、とある家創りの打合せでした。

前回と今回で、内装仕上げの仕様と色を決めて

いただくプロセスになっています。

こちらの家では、床材として、

無垢フローリングのヘリンボーン張を採用予定。

どの樹種にするのか、サンプルを見てから

決めようということになっていたんです。

そこで、要望に近い樹種として、

ナラとアカシアのサンプルを準備しました。

何も仕上げのない状態でご覧いただいたのですが、

どちらがいいかな?なんて話に。

結構雰囲気が違う樹種のはずなのに。。。

実は、このサンプルは、仕上げなしだったんです。

?仕上げ?

無垢フローリングだからって、そのままじゃないんですよ。

だって。

何かこぼしたりしたとに、その水分がしみ込んでしまいますので。

なので。

天然系の素材ができた、オイルを塗ることが多いんです。

実は。

オイルを塗ると、そのままの時に比べて、

色が結構濃くなるんですよね。

木目が浮き上がってきて、表情が出てくる感じです。

ということで、サンプルに水をぬって、

濡れ色にしているんです。

結果どうなったかというと。。

一つに絞り切ることができましたよ。

だって、違いがハッキリしたので。

納得のフローリングに決まったようです。

こんな風に、サンプルを見ながら、

比較検討しながら、一つずつ、丁寧に

色や素材を決めていくんです。

(ちなみに、弊社の場合はですよ)

大事な大事な家創りですからね。