基礎から飛び出た棒は大事なんです
投稿日時:
2019-06-09 07:54
何だか迷路みたいですよね(笑)
昨日、とある家創りの現場へ行ってきました。
目的は。。
アンカーボルトという大事な金物のチェックなんです。
写真を見ていただくとわかりますかね。
鉄の囲いの中に、上に向かって伸びてる棒のことです。
その棒にも、2種類あったりします。
土台という部材までの長さと、
それを飛び越えて長くなってるところ。
(後者はホールダウン金物って書いてます)
コンクリートである基礎と、木造である骨組みを
しっかりと緊結しておかないと、地震が来て、ずれたら大変です!
異なる素材なので、ずれてしまう可能性って
ゼロとは言いにくいところ。
そこで。
基礎と土台を緊結するためのアンカーボルトと
基礎と柱を緊結するためのホールダウン金物の
2種類で、しっかりと固定するんです。
もちろん、無作為に設置すればよいということでもないんです。
構造計算すると、どこに、どれくらいの力がかかるのか?が
算出されるので、それに応じた固定が必要なんです。
昨日は、構造計算結果と現場が、しっかりと整合しているのか
コンクリートを打つ前にチェックしてきたんです。
だって。
コンクリートが固まってしまったら、取付って難しいですから。
なので。
基礎の工事って、とても慎重にチェックします。
しかも、何度も。
しっかりチェックして、安心な家創りにしたいですね。
夕方からは、とある家創りの現場で
お客様と待ち合わせ。
実は、足場が外れて、外観があらわになったんです!
その立ち姿を一緒に見学したんです。
図面から、模型になって。
模型から実物へ。
この瞬間って、嬉しくてたまらないです。
こちらは、これから、外構の工事に入っていきます。
竣工に向けて、着実に進んでいきます。
楽しみです。