準防火地域で木造は鉄骨造より割高?!
こちら。
すごく味があって、しかも上品な喫茶店でした。
昭和初期の和洋折衷スタイルを思わせる作りと、
インテリアや調度品。
実は。。
私が大学院で研究していたのが
昭和初期の近代和風建築。
玄関脇に洋館を併設した和風建築なんです。
外観で見ると、こんな感じです。(研究対象の近代和風)
右側に併設されたのが洋館で、
この強引な手法で和洋が合体してる姿は、
なかなか面白いんですよ(マニアな視点ですが(笑))
話は戻りますが。
この喫茶店のある地域にいる、仲のいい経営者と
待ち合わせて、いろいろ雑談してきたんです。
懐かしくて、楽しい時間でした。
話の本題は、その後です(笑)
午後は、これから家づくりを始めようとしているご家族
初面談でした。
ホームページからお問い合わせいただきました。
どうやら、FBをよくご覧いただいていたようで、
「家づくりを楽しんでるな」と思って問い合わせいただけたようです。
(笑)
確かに、いつも楽しませていただいてるので、
間違いありませんが。
某ハウスメーカーに相談はしていたようですが、
偶然にも、私を発見していただいて、お声がけいただいたようです。
うれしかったです。
それはさておき。
せっかく伺ったので、家づくりの不安や気になる点を
質問いただいて、それにご返答をさせていただきました。
印象的だったのは。
「敷地が準防火地域なので、木造だと割高だから鉄骨造がいいと聞きました。
防火の木造って高いんですか?」
「???????????誰から聞いたんですか?」
「某ハウスメーカーの担当の方です」
「営業トークですね」
「??というと??」
「準防火地域でないエリアで建てるよりは、窓に防火性能が必要なので
木造の比較でしたら、少し割高になりますが、体制の影響ないですよ」
「そうなんですか?」
「そもそも木造と鉄骨造では鉄骨造が相当高いので。。
しかも。ハウスメーカーですから、さらに割高に。。」
「・・・・・・・」
怖いなと思ったのは、まったく根拠のないことを
知らない方に、まことしやかに伝えるということ。
完全に誤解して理解していました。
誰が正確な話をするのかを見極めるのってむつかしいんですが、
一人の方の意見を信じすぎず、いろんな方の意見を聞いて、
総合的に判断するというのがオススメです。
もちろん。
私にご相談いただければ、客観的なご意見は
お伝えしていますが。。
大事な家づくりですので、納得して進めていただきたいですね。