廻り縁って必要??

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とあるリノベーションのワンショットです。

どこを撮ってるか、わかりますか??

そう。

壁と天井の取り合うところです。

最近の家づくりでは、シンプルな感じが多いので、

この箇所には、何もなくて、スッキリしていることが

多くなりました。

この部材は、廻り縁といいます。

壁の仕上げが、壁紙でない場合は、

この部材があると便利なんです。

例えば。

漆喰仕上げの場合、廻り縁がないと

このコーナー部分は、ギザギザになりますよね。

壁紙の場合は、薄い素材なので、凹凸がなくて、

ギザギザになることはないので、廻り縁はなくてもOKなんです。

それと。

こちらの案件は、その廻り縁の大きさが、相当大きいんです。

機能的には、そんなに大きくなくていいんですよ。

実は。

洋館等のエレガントなインテリアの時には、機能を越えて

装飾として、大きなサイズを採用したりするんです。

こちらは、装飾として取り入れているんです。

とってもゴージャスで、素敵な感じになりそう。

ちなみに。

床と壁の取り合いに設置する巾木。

巾木も、少し装飾的で、大きいサイズを選択したので、

いい表情を創りだしてくれていました。

昨日、こちらの現場を、お客様と一緒に見学しました。

次回には!!

壁紙も仕上がって、もっと凄いことになってる予定です。

みんなで盛り上がろうと思います(笑)

素敵な家づくりに関わることができて、感謝ですね。