お題:平屋の小さい家(VOL-3060、08.07)

ユーザー 窪寺弘行・建築計画事務所 窪寺弘行 の写真

私の事務所所在地である長野県は、毎年行われている移住したい都道府県アンケートで常に1位という評価をいただいています。それを踏まえて長野県及び(公社)長野県建築士会では「二地域居住者向けコンパクト住宅」の提案を毎年県内・東京・名古屋・大阪で行っています。
概要は木造・床面積15坪・工事費1,000万円程度ですので必然的に平屋建てが基本となります。
平屋建て狭小住宅の主な特質については、下記の点が挙げられます。
 ※ 外部空間・土地との密接なつながりを得やすい。
 ※ 建物のメンテナンス費用及び建設工事費を低減できる。
 ※ バリアフリーに有効である。
 ※ 屋根を意識したデザイン・ライフスタイルが考えられる。
 ※ 増改築に対応しやすい。
 ※ スキップフロア・メザニン(中二階)・勾配天井 等変化に富んだ内部空間を創造   しやすい。
 ※ 地震時の揺れに対して安全性が高い。

  といったところですが、平屋の場合は周辺環境に影響を受けることも多く、日照条件
  通風条件、土地面積も併せて考慮し検討することが重要と思われます。

  参考までに私の提案した、上記「二地域居住者向けコンパクト住宅」案を掲載させて  いただきます。
 
  

 
  

概要説明

STUDY MODEL

PLAN

SECTION

スキップフロアでの階段提案

パース