測量。私は測量士にお任せではないんです!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

手前と奥に機械があります。

見えますか?

こちら。

敷地を測るための機器なんです。

昨日、これから家づくりをスタートされる敷地を

測量するということで、そこに立ち会ってきました。

測量は、測量士の仕事でしょう?

建築士って関係あるの?

と思われた方もいるのではないでしょうか。

確かに。それはそれで正解です。

任せてしまって、結果だけ受け取る。

そういったパターンが多いと思います。

でも。

私は、測量にも、しっかりと立ち会うようにしています。

(といっても、測量中ずっとではありませんが)

その理由の一つ目は。

敷地の境界を立ち会って、確認するためです。

しっかり境界杭があるのかを自分の目で確認したいですね。

それが違ってると、大変なことになるので。

二つ目は。

敷地だけでなくて、周辺のどこまでを測量してほしいのかを

しっかり伝えたいからです。

何もいわずに測量を依頼すると。。。

敷地の杭と境界線をつないだ図面が届きます。

でも。

せっかく測ってくれているのであれば、

敷地の地盤高さとか、隣地の高さとか、

ブロックを積んでるのか、隣の建物の位置や高さも

わかると家づくりに反映しやすくなります。

なので。

何をどこまで、測ってほしいのかをしっかり伝えるんです。

ちょっとしたワンアクションなんですが、

結果が、全然違ったりするんです。

昨日も、測量してくれる方としっかりコミュニケーション

とりながら、測量進めていただきました。

そうそう。

あまり関係ないかもしれませんが、写真に写ってる機器。

今までとは全く違う考え方の測量機器みたいです。

よく考えてみたら、昨日、測量する人は、一人しかいませんでした。

(普通は必ず二人必要なんですけどね)

技術の進歩ってすごいなって思いました。

建築家だから建築だけではありません。

家づくりに関わる全てのことを、しっかりとサポートしています。