木の横格子手摺する場合は。。

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日は、とある家づくりの現場でした。

2階のバルコニーに手摺がとりついて、

一気に表情が変わりましたね。

写真のせいか、ずいぶんと短く見えますが、

結構な長さのバルコニーなので、

実際見ると、大迫力なんですよ。

そうそう。

こういった木目の手摺って、よく見かけますよね。

本物だからって、無垢材を使うのは、

あまり得策とは言えません。

(建築家の関わる家では、結構見かけますが。。)

もちろん、しっかりとメンテナンスするという

心意気があれば、大丈夫なんですけどね。

屋外で、無垢の木材となると、

そのままのグレイッシュになっていく風合いを

楽しむのか、保護材を数年に一回塗っていくのか。

になります。

そのままで。。

その場合、ルーバー(格子)のサイズが大事です。

細い方が繊細できれいなんですが、反ったりすると大変なので。

保護材を塗るのであれば。。

この2階の手摺って、すごく塗りにくいですよね。

その場合は、もう少し手摺の形状を考えないといけません。

何となく。

雰囲気がいいから。

見た目優先で、無垢材のルーバー。。。

数年後に、大変になるので、ご注意ください。

長期的な視点でアドバイスをくれる建築家に

相談しながら採用してくださいね。

ちなみに。

写真の家では、アルミ製です。

実際見ても、プロでなければ気が付かないでしょうね。

劣化も考えにくいので、

メンテナンスを気にしたくない方は、アルミがオススメです。

そうそう。

話は戻りますが。。

昨日、こちらの家では、建築確認の完了検査でした。

それに立ち合いだったんですよね。

もちろん。何も問題なし。

滞りなく、検査は完了。

これから、引き渡しに向けて、急ピッチで仕上がっていきます!

楽しみです。