内部のドア次第で見え方に差がでます!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの現場へ行ってきました。

写真は、内部のドアですね。

見てパッとわかると思いますが、

ドアが天井まであります。

みなさんのご自宅のドアをご覧ください。

ドアの上に壁がありますよね。

こちらはそれがないんです。

なんで、そんな高くするんですか?

という声が聞こえてきそう。

それは、ドアを開けるとわかります。

何かって?

よく見ると。

天井がつながっていませんか??

そうなんです。

普通の高さだと、部屋と部屋が分かれた見え方を

してしまうんですけど、天井までにすることで

つながってみえるんですよね。

たったそれだけのことなんですけど、

視線を遮らないこともあるおかげで、

開放感を感じることができたりします。

だって。

部屋がつながってみえるんですから。

実は。

もう一つポイントがあったりします。

通常、ドアの周りには、枠がまわっています。

ドアの周りに、細いですが、扉と同じラインがありますよね?

でも。

元に戻って見比べてみてください。

二枚目の写真の場合ですと、その枠がありませんよね?

そうなんです。

枠を隠してしまっているんです。

せっかく天井までの建具にしても、

枠が残ってしまうと、せっかくの一体感が

途切れてしまうんです。

なので。

さりげないドアなんですが、しっかり考えられたものを

採用させていただきました。

参考までに。

この建具メーカーは、神谷コーポレーションです。

興味ある方は、ググってくださいね。

最近では、他メーカーでも同様の建具も出てきましたが、

しっかりと考えてある建具なので、オススメです。

内部のドア一つとっても、いろいろあるんですよ。

いろいろある中から、自分にとって最適なものを

セレクトできるといいですよね。

自由にセレクトできる家づくり。

させてもらっています。