容積率

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さて、建蔽率(けんぺいりつ)に続いては容積率です。これが建築計画するにあたってとっても気になる規制ではないでしょうか。敷地面積の何倍の建物が建てられるのかということがこの数値によって示されているからです。たとえば容積率200%といえば、敷地面積が100㎡だとすれば、建物の床面積の合計は100㎡×2=200㎡で上限200㎡まで建てられるということになります。たとえば、1階60㎡、2階60㎡、3階40㎡、4階40㎡で合計200㎡という具合です。もちろん、事はそう単純ではなく、道路斜線、北側斜線などいろいろな形態規制などにより容積いっぱいに建てられない場合もあるかもしれません。ですが、とりあえず容積率の数値が大きいと、ああこれならば敷地面積が小さくてもなんとか生活できる規模の建物が建てられるのかなあといった漠然とした想いは抱くことができるというものです。