骨組が見えてる時のチェックポイントは?
とある家づくりの現場。
骨組みの状態なので、なかなかイメージわきませんが、
こちらの部屋は、LDK.。
キッチンからリビングダイニングを見ています。
なにかって?
この明るさ。どう思いましたか??
日中、びっくりするくらいの光が差し込んできます。
この明るさが、それを証明してますね。
ちなみに。
こちらの家は、細長いウナギの寝床のような敷地。
そんな厳しい条件でも、これだけの快適さを
手に入れることは、工夫次第でできます。
これから、順次仕上がっていくので、楽しみですね。
そうそう。
昨日、こちらの現場では、骨組みに関する、第三者の検査でした。
その検査に立ち会ってきました。
もちろんですが、この検査の前に、
施工者の検査、私の検査は済んでいて、
しっかり工事してあるので、まったく不安もありません。
結果、指摘事項もなく、完璧でした。
このプロセスで、現場で大事なポイントは、大きく二つあります。
(もっとたくさんありますが、重要度が高い箇所という意味です)
一つは、二枚目の写真。
斜めにかかっているんは、筋交いといって、地震に耐える壁を
構成する、大事な壁になります。
図面通りに入っているのか。
端部がしっかり金物で固定されているのか。
向きに間違いはないか。
全数チェックが必要です。
もう一つのポイント。
それは、床から飛び出ている、この棒ですね。
ホールダウン金物といいます。
棒は基礎に埋め込んであり、
その棒を、柱にしっかり固定してますよね。
地震や風で、建物に力がかかると、
柱が強く引っ張られる箇所が出てきます。
柱が抜けてしまうと、大変なことになりますよね。
なので、柱が抜けてしまわないように、
基礎と柱を緊結するのが、この金物の役割です。
それが、図面に指定する箇所に、指定する仕様の金物があるか
を全数チェックします。
この二つだけでも、しっかりと工事されてるかを見ておくと、
安心ですよ。
現場での検査って大事です。
私は、お客様の代理として、しっかりチェックしています!
大事な大事な家ですから。