地盤の補強って??
少し窮屈な感じですが。。
こちら。とある家づくりの現場です。
ちょうど、昨日から、地盤の補強工事がスタートしました。
こちらの地盤補強工事ですが、
深いところで6m近くまで、コンクリートの杭を打ち込みます。
そもそも、地盤補強工事って?
と思われた方のために、少し説明しておきます。
家を建てるのに、しっかりとした地盤は、当然必要です。
ひと昔の木造住宅であれば、今みたいに厳しくなかったので、
地盤を固くしょうという発想もなかったですが。。
でも。
ここ最近では、地盤の強さをしっかり測定して、
必要な強さがなければ、補強するのが当たり前になってます。
補強の方法は、
①表面だけ固める
②コンクリートの杭を打つ
③鋼製の杭を打つ
の大きく3つの方法があって、調査結果によって、
いずれを選定するのかを第三者が判断します。
実は、地盤のことについては、設計者があまり口出ししません。
もし、補強の内容が、しっかりとしてなくて、
家が傾いてしまった場合、それを修繕するという保証を
つけることが必要になったため、その保証会社の判断が
優先されます。
それゆえに、会社によって、補強の内容が異なることも。。
例えば。
私が関わらせていただいた家づくりで、入札をしました。
その際、同じ、地盤調査の結果を提示して、
補強の有無や補強方法について各社で設定するように伝えたところ。。
①補強不要
②表面を改良
③コンクリートの杭
と三社で方針が割れました。
確かに、微妙な調査結果ではあったのですがです。
客観的には、②が妥当で、③は少し安全を見ている。
①はギリギリを攻めてるという感じですね。
もちろん。
しっかり補償するので、いずれの方針でもよいのですが、
過剰にならない程度に、しっかりと補強しておくことが
オススメです。
その「過剰にならない程度」が難しいところ。
そんなときは、ぜひ経験豊富な建築家に相談してみてください。
間違っても、工務店やハウスメーカーにはいかないでくださいね。
詳しく知りたい方は、お問い合わせください。