プレカットの打ち合わせって重要なんです!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ひと昔前まで、家の骨組を組む前に、

大工さんが、現場で一本ずつ加工しながら、

組み上げていく流れでした。

それはそれは。

時間かかりますよね。

でも。

最近の家づくりは、昔とは違って、

材木は、事前に工場で加工してくるんですよね。

昔見たいに、手作業ではありません。

機械的に加工するんです。

機械で加工する分、効率的ですし、

スピードが違いますよね。

そうそう。

この事前に工場で加工をしてくることを

「プレカットする」といいます。

現在では、家づくりの99%以上は、プレカットをしています。

事前に加工されているので、複数の大工さんが協力すれば、

一日で上棟を迎えることができます。

一日であっという間に、家の外形が組みあがってくるので、

ワクワク止まりませんよ(笑)

ちなみに。

簡単な感じなんですが。。

実は、事前の打ち合わせが相当重要なんですよね。

だって。

その打ち合わせで間違っていれば、そのまま加工された材料が

現場に来るし、そのまま組みあがってしまうからです。

なので。

プレカットの打ち合わせは、とっても重要だったりします。

昨日、とある家づくりのプレカットの打ち合わせへ行ってきました。

詳細な構造図面を書いているにも関わらず、

いろんな質問や確認が目白押し!

設計の段階で、相当調整しているのですが、

それでも、です。

しかも。

この段階で、いろんなことを押さえておかないといけません。

例えば。。

階段の収まり方。

組みあがってから考えていたら、うまくいきません。

いろんなことについて、意見交換をしながら、

設計意図を伝えて、その実現を調整していきました。

じっくり、しっかり調整できてよかったです。

ちなみに。

この打ち合わせは、設計者が関わらず、

施工者だけで行ったりすることもあります。

危険ですね。。。

工事監理もお願いしている建築家であれば、

しっかりと関わってくれると思います。

その辺、しっかりとお願いしてくださいね。