自分の好きを生かして、色を決める。
こちら。機能門柱ですね。
機能門柱って?
と思われた方もいると思います。
道路と家の接点がありますよね。
そこには、インターフォンやポストがあったりします。
そこにないとすると、玄関先まで、
お客が入ってきてしまいます。
なので、道路際で、立ち止まってもらうために、
門柱を設けて、そこに、様々な機能を持たせることになります。
門が作れるとよいのですが、最近は
オープンな外構が多いため、設置ができません。
そこで、そういった機能を集約させた、独立型の
門柱が登場して、最近は、そちらが主流に。
いろんなデザインがありますが。
こちらの家で採用したのは、とてもスッキリとしたタイプ。
凹凸もなくて、スタイリッシュですし、
側面の木パネルが、とてもいい高級感を出してくれます。
主要メーカーのものに比べると少し高めですが、
それ相応の機能とデザインを手に入れることができますよ。
そうそう。
こちらの門柱のある家。
数年前に竣工した家なんですが、昨日、外構の関係で
相談をいただいていて、その用事でお伺いしました。
外構以外のいろんな話をさせていただいて、
楽しい時間となりました。
長くお付き合いさせていただけて、ほんと有り難いですね。
昨日の午後は、とある家づくりの打ち合わせへ。
こちらでは、外部、内部の色を決めるプロセスでした。
いろんな部分のサンプルやパース、プレゼン資料を提示しながら
全体をコーディネートしていきます。
私が主導で提案するというよりは、
お客様の好みを引き出していきます。
その引き出した色柄が、全体として逸脱していないかを
チェックするイメージです。
私が提案したものでなく、お客様の好きを採用する。
だからこそ、愛着を持っていただけるんだと思います。
皆さん。
しっかりと独自の感性を持っています。
自信なさそうにお話される方が多いんですが、
全然、大丈夫だったりすることがほとんどなんですよ。
だから、私がこれは合わないかも。
なんていう機会って、とても少ないんです。
色を決めたりするのって、大変に思えますが、
建築家のサポートがあれば、自信もって決めていけますよ。
そうそう。
この写真。すごくないですか??
ものすごく、美しい写真です。
でも。
その被写体って。。。
基礎の立ち上がりのコンクリートを打つ前の鉄筋だったりします。
それを、ここまできれいに撮影するのってすごいですよね。
ちなみに。
この写真。
お客様が撮影されたんですよ!!
鉄筋愛を感じます(笑)
家づくりのプロセスを、とても楽しんでいただいてる。
そんな風に感じる、一枚だと思って、
お客様からいただきました。
そういった愛っていいですね。