全館空調の工事の大事なポイントは?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

昨日、とある家づくりの打ち合わせへ。

といっても。

お客様との打ち合わせではなくて、

工事関係者との打ち合わせでした。

ここ最近、全館空調を採用する機会が増えています。

数年前までは、全館空調というと、

採用するのにハードルが高かったのですが、

最近は、そのハードルが少し下がってきてるのが、

大きな理由かもしれませんね。

最近は、断熱性能の向上もあって、より少ない馬力で、

快適な空気感をつくることができるようになりました。

とはいえ、壁付けの個別エアコンよりは、割高。

でも。

得られる効果が高いので、その辺は、予算とのバランスですね。

そうそう。話は戻りますが。

昨日の打ち合わせは、この全館空調に関係する打ち合わせ。

設計の段階でも、しっかりと打ち合わせはするのですが、

工事になると、もう少し具体的で詳細な話をします。

ちなみに、昨日の打ち合わせの主な内容は。。

①空気を流す筒(ダクト)のルート確認

②エアコン本体の設置方法やメンテスペースの確認

③機器の搬入ルートの確認

④他工事との取り合いの調整

⑤工程的なすり合わせ

なんだか、難しそうな内容かもしれませんね。

でも。

この辺をしっかりと調整しておかないと、

後で、入るとか、入らないとか、手戻りがあったり

他の工事への影響が出てしまいます。

工事関係者だけの打ち合わせ内容では?

と思われたかもしれませんが。。

お客様の意向や

設計者としての意見も、しっかり共有しないといけません。

昨日は、その辺、しっかりと調整してきました。

あっという間は2時間ほど。。

こういった打ち合わせは大事にしてます。

気持ちよさそうな空間です。

こちらは、名古屋市役所のエントランスホール。

時代を感じるデザインではありますが、

改めて見てみると、天井がユニーク。

ちょっとした遊び心のあるデザインが、素敵でした。

そうそう。

市役所へは。。

とある家の敷地について、法規制を確認しに行ったんです。

最近では、ネットでわかる情報もあるのですが、

やはり、窓口でしっかりと確認する方が安心です。

間違いがないように、しっかりと調査してきました。

いろんな家づくりが進行中。

毎日楽しませていただいて、感謝ですね。