昼だけでなく、夜の暮らし方も大事です!
以前、戸建て住宅のリノベーションに関わらせていただいた家。
外観は、普通の和風住宅なんですが。。
中に入ると、このインテリア!
そのギャップが、とても面白いですよね。
リノベーションならではなのかなと思います。
それはさておき。
この家に昼間の姿は、このイメージです。
黒い木目の床。
ウォルナットを主とした家具。
シックな色合いのキッチン。
大理石柄のキッチンパネル。
ウォルナットの内部縦建具。
天然石のアクセント壁。
大人っぽい、クールな雰囲気を演出してます。
この家。
夜の雰囲気ってどうなると思いますか?
スタイリッシュで、冷たい感じだと思いますか?
それも一つの選択肢ではありますが。。
同じアングルで、夜の雰囲気を撮影しています。
ご覧になって、どう感じましたか?
クールでスタイリッシュ
には見えませんよね。
どちらかというと、温かみのある雰囲気。
しっとりとした落ち着いた空気。
(TVはアンパンマンでしたが(笑))
こちらの家では、照明の色をオレンジ(電球色)にしてます。
パキッと何かを見るというより、
その場で、ゆっくりと寛げることを意識しています。
それと。
部屋の中で、明るさの濃淡ができにくいように、
ダウンライトという天井埋め込みの照明を、
バランスよく配置しています。
適当じゃないですよ(笑)
リビング正面には。。
間接照明(上からの壁を照らす光)を取り入れて、
凹凸感のある、天然石の壁をきれいに見せるようにしています。
こちらは、明るさというより、雰囲気を演出する仕掛けです。
点灯してもいいですし。
点灯しなくてもOK。
その時の気分で、決めていただければいいですよ。
こちらのブログで、よく出てきますが、
照明計画って、とても大事。
夜の雰囲気づくりに、照明が果たす役割が大きいからです。
明るさが確保できればよい。
それだけでなく、夜をどんな風に過ごしたいのか。
それを考えることなんです。
こういった照明計画にも詳しい建築家に、しっかり相談しながら、
いろんなアイデアを提案してもらいながら、
自分の最適な夜の過ごし方を発見してくださいね。
照明計画って、大事。