控え目な外観の家ですが。
とある家づくりの現場です。
工事はほとんど完了してます。
こちらは、道路から見た外観ですね。
道路から奥まって建っていて、
隣の建物に比べると、とっても控えめです(笑)
黒い外壁と窓のない外観が、
クールな感じに見えます。
この家。
実は、裏側からの外観も見ることができるんですよね。
それがこちら。
うん?
先ほどの控え目な印象はいずこへ!?
と思われた方も多いかもしれませんね。
正面からは想像できないと思いますが、
暴れまくってますね(笑)
たとえがよくないのですが、
昔、近所にあった、小さな町工場みたいに
のこぎり屋根になっているんです。
このあばれ具合って、建築家ならではの
見た目のデザインでですか?
なんて声が聞こえてきそうです。
それ。違います!
このカタチには、とっても深い意味があっるんですよね。
ポイントになるのは、光の取り入れ方と
LDKのユニークな使い方を実現することがメインで、
後は、屋根の素材によるものだったり。
なんとなく、建築家っていうと、
アーティストのように、スケッチをしながら、
自由なカタチを妄想(いや構想)していくような印象を
持たれる方もいるみたいですが。。
私の場合は違っていて、
全てのカタチや素材の組みあわせや
間取りの構成など、全てについて、
明確な理由があったりします。
どちらかというと、結構理屈っぽかったりします。
だって。
なぜ、私の家が、こんなデザインなんですか?
と聞かれたときに、「なんとなく」なんて寂しくないですか?
こういう理由だから、このカタチになるんです。
それが、お客様の個性の表現にもつながってるんですよって。
そんな風に説明しきりたいんです。
なので。理屈っぽくなってしまいます。
でも。
ありきたりではなく、しっかりとセンスを感じられるようには
考えていますので、その辺はご安心くださいね。
こちらの家。
内部は、また今度ご紹介しますね。