工事中の工事関係者との打ち合わせって?

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場です。

昨日、現場の打ち合わせに行ってきました。

現場には、週に一度は必ず行くようにしています。

(工事監理の契約をさせていただいてる場合ですが)

昨日もそうだったんですが、

現場監督はじめ、関係者からは、いろんな質問が出てきます。

どんな??

なんて聞かれそうですね。

具体的なことは、ちょっとお伝えしにくいんですが、

大まかには、設計図面に関する内容です。

設計図面に、こんな風に記載されているが、

こういった考え方で、こうつくることでよいのか?

そんな感じです。

よくあるのは。

寸法についてです。

寸法?

はい。

しっかりと詳細な図面(実施設計図)を作成していると、

とても細かな内容が記載してあって、いろんな寸法があります。

CADで作図してるので、間違いがあるわけではないのですが、

どの寸法が最優先なのかって大事だったりします。

施工誤差がなければ、コンピューターの寸法になるんですが、

やはり、許容範囲内の誤差は出てきます。

その場合、何を優先するのかを押さえないと、

後で大変なことになりますよね。

それを、設計者である私に確認するんですよね。

お客様、もしくは、私が、どんな意図をもって

その寸法を決めているのかを説明します。

こんな風に、細かなところから、大きな内容まで、

毎回いろんなやり取りがなされるんですよね。

いつもお伝えするのですが、

これだけ詳細な図面を書いてあって、それでも、

質問が出るくらいですから、工事監理のない家づくりって、

すごいことが起きてるんだろうと想像できます。

自分たちのこだわりを、図面だけでなく

形として実現するには、工事監理者の役割って大きいと思います。

これから、家づくりされる方。

建築家に、設計だけでなく、工事監理もお願いしてみてはいかがですか?

※ただし、工事に詳しい建築家でなければ意味ありませんが。

大事な大事な家づくりですから。