近代建築はピロティー、水平連続窓、自由なプラン、屋上庭園、自由なファサードといった5原則で構成され、それがもてはやされた時期がありました。そこで、本来日本の伝統建築である軒が深い建築は世界基準から離れることになりました。そして最近は風土に鑑み、軒のある建築または、写真は私が独立して初めて設計した相生の教会ですが、軒の代わりにポーチを導入し、陰影を創出した現代的な景観となっています。
一級建築士 南 俊治
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