ガルバニウム鋼板の外壁って?
現在工事中の家づくりのワンショット。
そう。
外壁ですね。
ガルバニウム鋼板を使っているのですが、
横に葺いたタイプなんです。
ラインもスッキリ通っているし、
表面もきれいに仕上がってました。
ガルバニウム鋼板の外壁っていうと、
こんなイメージですよね。
リブ状に、縦ラインが入ってる感じ。
これはこれで、クールな感じでかっこいいんですが、
よく見かけるタイプ。
せっかくなので、少し違う雰囲気にしたいということで、
今回のような葺き方もいいかもしれません。
でも。
こちらをご覧ください。
よく見てください。
なんだか様子が違います。
色が違う?
確かに違いますが(笑)、そこがポイントではありません。
ポイントは、表面の波打ち具合。
ガルバニウム鋼板って、屋根や外壁に使う場合、
その厚みは、0.35-0.40mmになります。
しかも。いわゆる鋼板なので、
太陽が当たるところは、熱の関係で、収縮します。
なので。
平たい鋼板を使うと、三枚目の写真のように
波打つんですよね。
それがいけないということではないんですよ。
ただ。
波打つことを知らずに採用して、
それが気になるようでしたら、よくありません。
こういった使い方をすると、表面は波打つんです。
そういった性質を持つ素材なのですが、
二枚目の縦ラインは、波打って見えません。
細かく折ってあるからです。
??と思われたかも(笑)
A4の紙を想像してください。
そのままですとペラペラで、腰がありません。
でも。それを一方向に何度も折っていくと、
横に向けても折れ曲がらないほど強くなります。
それと同じ原理です。
なので。
外壁に使うガルバニウム鋼板は、縦ラインが多いんです。
あれ?
では。一枚目を見返してみてください。
波打ってましたか??
実は、それが、ほとんど気にならないくらいになるんですよね。
(ゼロではないですよ)
理由は???
金属板の裏に、裏打ちをしているからです。
金属板の裏に、発泡スチロールのような素材で、
補強しているんです。
よくできた素材だなって思います。
だから。
最近は、こちらの素材をよく使います。
でも。
パーフェクトということでもないので。
デメリットもないことはないです。
長くなりそうなので、それはまた今度にします。
外壁材って、いろいろあります。
それぞれに、いいところとよくないところがあって、
一長一短なんですよ。
何を求めるのかで、それぞれ最善が違ってきます。
その辺、しっかりと聞きとりながら、
その方にとって最適な外壁材をご提案しています。