土地は、建築のプロと探すのがオススメ!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

さてさて。

落書きが始まりました(笑)

とある家づくりの現場ですね。

大工の造作工事がおおむね完了したので、

いよいよ、内装仕上げの職人が入ってきました。

この落書き。

知らない人には、珍しいかもしれません。

壁の仕上げは、壁紙や塗り壁、吹付とか、いろいろです。

でも、その下地は、ほとんど、石膏ボードになります。

石膏ボードって、火に強いですからね。

その石膏ボードを、大工が骨組に留め付けます。

その際、ボードを固定する専用のビスがあるのですが、

そのビスそのままで仕上げると、見えてしまいます。

そして。

ボードとボードの取り合う部分。

どこまでいっても、そのまま仕上げるとラインが出てしまいます。

ということで。

仕上げる前に、ビスとつなぎ目を、専用パテできれいに埋めて、

フラットにするんです。

それが、一枚目の落書きなんですよね。

適当に見えますが、いかにも職人技なところでもあります。

職人技を生かして、しっかり工事してくれてました。

ありがたいですね。

午後からは、先日、ヒアリングさせていただいたご夫婦に

計画案をプレゼンさせていただきました。

いろんなこだわりがあったのですが、

そのほとんどを、何らかのカタチで取り入れて、

このご夫婦にとって、暮らしやすい家をご提案しました。

しっかりと、じっくりとご覧いただいて。。

とても気に入っていただけたみたいでした。

「こんな家に住んでみたい」

なんて。

嬉しい一言をいただいて、うれしかったです。

ただ。。

敷地の周囲に、高低差を解消するため、

結構すごい擁壁が、長い距離で必要になるのですが、

その費用が、想定よりも高くなってしまいました。。

その費用を抑えるために、

擁壁を最小限にする方向性もお伝えはしました。

ただし、今の段階でやっておくほうが、将来にはよいですし、

その場しのぎな考え方でない方向がよいとお伝えはしました。

土地探しからご一緒させていただけると、

こういったことは、お伝えして、回避できるのですが、

土地を取得されてからですと、そうもいきません。

いろんな方向性をお示しした上で、

ご夫婦で、何を一番大事にするのかを検討してみてくださいと

お伝えしておきました。

改めて。

土地探しは、不動産関係の方だけでなく、

建築のプロ(建築家でも工務店でもいいので)と一緒に

行うことが、最終的にはよくなると思いました。

これから。

という方には、ぜひ、建築家と一緒に土地探しを

オススメします。