クールな外観にナチュラルなインテリア!
とある家づくりの現場。
昨日、定例の打ち合わせに行ってきました。
外部の工事がずいぶんと進んできました。
光の加減で、明るく見えていますが、
2階、3階の外壁は、ブラックです。
目地が残っているのは、見てわかりますか?
こちらの家では、目地が残る外壁材を採用してるんです。
この外壁は、窯業系(セメント系)のサイディングの一種。
サイディングというと、レンガ風とかタイル風といったように、
表面の仕上げを他素材に似せることが多い。
こちらのお客様は、〇〇風というのが
あまり好きでなかったのと、パネル同士のジョイントに
コーキングを使うのを、できるだけ減らしたいということから、
このフラットで目地のあるサイディングを採用しました。
お客様のこだわりの一つなんですよね。
バルコニー等の内側を見てみるとこんな感じ。
何か感じましたか??
実は、先ほどの写真もそうだったんですが、
天井が黒いですよね。
これ。
意外とデザインとして効いてるんです。
ちょっとしたことなんですが、
意識して使うと、なかなかよいので、オススメです。
それと。
もう一つだけポイントがあります。
それは、外壁の角部分。
通常ですと、コーナー用のサイディングを使うんですが、
こちらの家は、アルミの金物を使って、スッキリシャープに見せてるんです。
これも、ちょっとした違いなんですが、
全体でみると、全然印象が違ってくるので不思議です。
こういった、細かな部分を意識して家づくりできるのは、
建築家との家づくりならではかもしれませんね。
内部はこんな感じ。
壁紙が順次貼れてきていました。
正面右側の壁。
少しグレイッシュなブルーなのはわかりますか?
北欧を思わせるグレイッシュな色合いは、
奥様のセレクト。
上品で、とてもやさしい色合いです。
スタイリッシュな外観とは裏腹に、
ナチュラルで、やさしい雰囲気のインテリアです。
お客様らしさが表れてると思います。
家って、ほんと。
お客様の個性がハッキリと出てきます。
十人十色。なんでしょうね。
「らしさを引き出してカタチにする」
それを基本的なコンセプトにした家づくりをしています。