無垢材を使ったキッチン!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

ついに!

そうなんです。

キッチンが設置されていました。

ウッドワンというメーカーのキッチンなんですが、

パインという樹種のキッチン。

扉がすべて、パインの無垢材でできてます。

珍しいんですよ。

よく見かけるキッチンは、表面に化粧シートが貼ってあったり、

メラミンという堅い素材が貼ってあったり、塗装がしてあったり。

水回りなんで、掃除しやすくて、

ツルっとした感じの素材が多いんですよね。

なるほど。

じゃあ。無垢材って大丈夫なの??

通常の無垢材ですと、調味料をこぼして、

放置しておいたら、一発でシミになってしまいます。

ただ。

こちらの無垢材は、無垢の風合いを残しながらの、

保護塗装がしっかりしてあるんです。

なので、清掃性は抜群にいいですね。

それと。

無垢材ゆえに、傷がついても気にならない。

どれだけ長い時間使っても、はがれたり、

めくれてしまうようなことがないのも大きいですね。

これはこれで、雰囲気が御好きであればオススメです。

ザラザラした感じの表面仕上げなのが、わかりますかね。

こちらの壁材。

木毛セメント板といいます。

リボン状に細長く削り出した木材をセメントペーストで圧縮成型したもの。

屋根の下地、外壁の下地、畳の下地など、

日ごろは目に着かない場所に使用されることが多いんです。

でも。

こちらの家では。。。

階段室の、しかもすごく目立つ場所に採用してます!!

独特の質感というか、素材感があります。

ツルっとした仕上がりにしたい方には、難しいのですが、

ムラのある、味のあるインテリアが好きな方であれば、

面白い素材だと思います。

午後は、とある家づくりの打ち合わせでした。

前回設計をスタートさせて、今回が二回目。

昨日のメインテーマは二つ。

外観のデザインと内装仕上げについて。

外観については、いろいろご提案した案と

好きな画像やイメージ、こだわりを意識しながら、

アイデア出したりしました。

いろいろ話する中で、大きな方向性を共有することができました。

和の雰囲気が強い和モダンな感じになりそう。

簡単なスケッチではありましたが、

しっかり共有できたのは大きかったですね。

そのあと、内装仕上げの話ですね。

たくさんある素材の、一つ一つについて、

特徴や、メリット、デメリットを説明差し上げました。

その説明をもとに、次回までに、どこに、何を使うのかを

考えてきていただく予定です。

あっという間に時間が過ぎていきました。

毎日ありがたいですね。