インテリアは色と陰影が効果的!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

独特の雰囲気。ありますよね。

こちら。

とある家づくりの現場で、撮影した写真です。

この螺旋階段は、こちらのブログでも何度か登場していますが。

何度見ても、このグレイッシュなパープルがいいですね。

その単体の色もよいのですが。。

内部の壁が仕上がってきていて、周りのグレーな壁のおかげで、

この階段の色合いが、引き立つようになりました。

この色。

私が選定したんではないんです。

奥様が選定してるんですよ。

かなり突飛な発想で、刺激的!と想像していたのですが、

周囲の壁との組み合わせも踏まえると、不思議とバランス取れてます。

センスいいですよね。

もう一つ。

光の差し込み方がポイントですね。

階段室には、それ専用で、大きな窓があります。

その窓から、日中、強い光が差し込んできます。

その強い光が創り出す陰影が、深みを与えてくれています。

色合いに光の陰影。

すごくいい階段になりそうです。

そうそう。

階段を上って、2階に上がったら、

内装屋さんが、打ち合わせしてました。

こちらの家。

床がヘリンボーン張りなんですよね。

実際に、どういったルールで、どこを基準に張るのか。

それをしっかりと調整してくれていました。

これだけ見ても、すごいことになりそうですね。

グレイッシュなフローリングに仕上がりますよ。

ほんと。

見どころたくさんな家になりますね。

こちらは、別の現場。

なんだか落書きしてありますよね。

実は、こちらの階段。

とっても難しいことになっているんです。

図面は作図したものの、大工さん、監督が、

いまいちイメージを共有できておらず。。

一昨日、監督と大工さんで話したところ、

わからなくなって、私に連絡が入りました。

口頭で聞いてもわからなかったので、

昨日現地集合となりました。

案の定、大工さん、監督の二人でも、

話がうまくかみ合っておらず、会話が通じず。。

ということで、階段に踏み板を持ってきてもらったりしながら、

頭を整理整頓しました。

何がポイントになっているのか。

何がネックになっているのか。

どう見せたいのか。

それをするには、何が条件になるのか。

その辺を、一つずつ洗い出して、一つずつ共有しました。

その時に書き出したスケッチが、写真の内容だったんです。

でも。

そのおかげで、みなで階段のイメージを共有することができました。

よかったです。

いつも思いますが。。

建築家による工事監理があるのとないのでは、

家の仕上がりが大きく違ってきます。

昨日の内容だって、建築家が監理してなければ。。

どう見せたいのかは考えず、

できるように作るだけになっていました。

せっかくの家づくりですから。

納得の家にしたくないですか?