全館空調+換気は事前の調整が重要です!

ユーザー ナイトウタカシ建築設計事務所 ナイトウタカシ の写真

とある家づくりの現場にある、鉄骨階段です。

とても薄い板で構成される様が、

折り紙みたいで、とても美しいなって。

もちろん。

これで仕上げじゃないですよ。

踏み面には、タモの集成材が載せられます。

見た目はこのままがいいんですが(笑)

だって、そうしないと。。

昇降するときに、カンカン音がなりますし。

冬場素足だと、冷たくてかなわないですから。

見た目だけかっこよくてもだめで、

そこに住む方の暮らしやすさに合わせることが、

一番重要ですので。

でも。気の板が載っても、

見た目はシャープでかっこよくする予定なので、

お楽しみに!!

そうそう。

昨日、こちらの現場では、じっくりな打ち合わせがありました。

大工さんからの質疑はもちろんあって、

いろいろと調整したのですが、それ以上に多かったのは。。

空調の関係者との打ち合わせでした。

空調って?と思いますよね。

いわゆるエアコンとか、換気のことですね。

こちらの家では、全館空調+全館換気を導入しているので、

この段階でのすり合わせは、とっても大事になります。

エアコンの位置はどうか。

点検口の位置は大丈夫か。

ダクト(空気の筒)の経路は確保できるか。

換気設備はうまくおさまるのか。

などなど、結構たくさんあります。

設計段階でも、しっかりと調整はするのですが、

改めて、現場での確認や調整は大事。

予想外のところに梁がいたり、

室内物干しとの位置関係が調整が必要だったり。

設計でうまくいってても、工事では難しいなんてことも。

その辺をしっかり共有して、最善策を考えます。

実は、相当早い段階での調整なんですよ。

後で、うまくいってないなんてことが嫌なので。

いい感じで納まることになったので、結果よかったです。

コロナ対策のされた感じでの協議です(笑)

とあるショールームの改装工事があるのですが、

消防を含む、関係各所へのヒアリングと協議をしてきたんです。

写真は、消防です。

住宅だと、消防の出番は、火災警報器くらいですが、

住宅以外になると、消防って、結構幅を利かせてます(笑)

定期的な点検もあるため、あまり変なことをすると

指導をされるので。。

その辺、懸案事項となりそうな箇所について、

いろいろと事前に協議してきたんです。

想像していた範囲のことが多かったのですが、

想定外のことも指摘されました。

ただ、想定外でも、全然クリアできる内容だったのでOKですが。

これ。

協議に行ってなかったら、後では大変でした。

やはり、何事も早めに行動が大事になりますね。

いい気づきになりました。