日影規制とボリュームチェック

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集合住宅を計画する上で 通らなくてはならない関門、それは日影規制とボリュームチェックです。
もっとも工業・商業地域系などであればチェックは不要なのですが。
近隣商業地域でも行政によっては、日影規制がかかる場合とない場合があるので要注意です。
一般的には住宅系地域では、10m以上の高さの建物であればすべてが日影規制がかかると考えて
いいです。道路中心線や隣地境界線から5m及び10m 内に主に4時間、2.5時間の影を落とさない
程度に建物ボリュームを抑えて計画するのが趣旨となります。測定高さが1.5m と4mと用途地域に
分かれ、また土地の高低差があれば緩和処置などもあり、書面では書ききれず複雑です。
概略は理解し、あとは専門家にまかせたほうが間違いがなくていいでしょう・・・

一級建築士 南俊治