変形地の活用

ユーザー 株)アトリエ Y&R 栗城裕一 の写真

変形地とはどのようなものを言うのでしょうか。多くは形が四角くなくて歪んでいるもの、例えば三角形やひし形、あるいは台形などのような形のものをイメージされることと思います。都心部などでの狭いこのような敷地の場合には、建蔽率や容積率を限界まで使って建築することが求められます。
そのような場合には、その敷地の形に逆らわずに変形のプランを作ることが有効です。写真の計画は敷地が18坪足らず、建築面積は14坪ほどで、5階建ての店舗併用住宅の案件です。配置図でお分かりのように、敷地の形に素直に作ってありますので、建蔽率80%ぎりぎりまで作っています。このように、変形地が狭い場合には建物も変形で対応して造るということが必要になります。ただ、このようにする場合には構造的な問題を合理的、経済的に解決することが肝要です。この建物の場合は、鉄骨造を採用し、4本の柱はきちんとした四角の配置にして、周囲は床を張り出して空間を作っています。